ボーディングスクールの特徴

ボーディングスクールは、学生を24時間体制でサポートする学校のことで、通常は、敷地内に寮を設置しています。中には全寮制のスクールもありますが、一般的には約5割～8割程の学生が入寮してキャンパスライフを送っています。ボーディングスクールの目的の一つは、共同生活によって社会性を身に付かせることと、文武両道に秀でた次世代のリーダーたちを育てることにあります。学生たちは世界中から集まっており、文化や慣習の違いを乗り越えながら、互いに研鑽を積むことが出来るわけです。

特に、地域のボランティア活動に力を入れているスクールも多く、地域社会にとっても欠かせない存在になっているわけです。キャンパス内には、スクールの教師やスタッフも生活しており、全人格的な交流がなされるのも魅力の一つです。ボーディングスクールの種類としては、小学校から受け入れ可能なスクールや中高一貫の6年制スクール、そして中3から高3までの4年制スクールがあります。その中で、大学進学に特化したスクールはプレップスクールと呼ばれています。

それ以外にも、ミリタリースクールやミッション系スクール、そして芸術系スクールなどがあり、特徴的な学校が多いと言えます。海外のボーディングスクールで学ぶメリットとしては、実践的な英語力を養えることが挙げられます。英語を使った授業では、自分の意見を明確に発言することが求められるので、英語力とともに発言力も身に付くわけです。1クラスの平均人数は12名程度で、少人数制のメリットも大きいと言えます。

教師は学生一人ひとりの学習習熟度を把握できるので、的確なアドバイスや指導が行なえるわけです。