
ボーディングスクールとは、寮を備えた寄宿制の学校のこと言いますが、世界各国にあるボーディングスクールによってさまざまな特色を持っています。スイスのボーディングスクールは、アメリカやイギリスよりも国際色豊かなインターナショナルスクールで、教育水準も高くなっています。小学校低学年から単身で受け入れる学校もあり、教育のカリキュラムはアメリカ式とイギリス式を選べる学校や、地域によってはフランス式のカリキュラムを用意している学校もあります。近年では、各国の大学に進学することが可能な国際バカロレアの資格が取得できる学校も増加してきています。
イギリスのボーディングスクールも、教育水準が高いことで有名です。イギリスに単身で留学する場合には、ガーディアンという現地での保証人が必要です。スポーツや芸術にも力を入れており、バランスの良い教育が受けられる学校が多く存在します。また、年齢が上がるごとに英語の能力が求められるため、早めに留学した方が有利であると言えます。
それに引き換えアメリカでは、中学生のビザが下りにくいことから、現実的には高校から留学することがほとんどになります。英語力に不安を感じる子どもには、留学生向けの英語クラスが用意されている学校もあり、そのレベルも初級向けから上級向けなど様々です。カナダやニュージーランドにはボーディングスクールの数が少なく、入学時から英語力を求められることがほとんどです。またオーストラリアでも初めから英語力が必要になり、ガーディアンも用意しなくてはなりません。
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