子供に人気の習い事:プログラミングスクール

プログラミングという言葉は数年前までは大人が使う言葉でした。しかし、プログラミングが近い将来、義務教育化される可能性がある、という発表があった後は、小学生や中学生対象のプログラミングスクールが次々と開校しています。スクールの規模は様々です。大手が都心のビルの広い部屋を使って行なっているものもあれば、個人経営者が小さな場所を借りてアットホームに運営している所もあります。

大手ではiPhoneなどのアプリ開発を課題として用いているスクールもある様ですが、殆どのスクールでは「スクラッチ」または「ビスケット」という、子供向けのプログラミング言語を用いてプログラミングとは何かということを子供たちにわかりやすく教えています。「スクラッチ」は、アメリカのマサチューセッツ工科大学のメディアラボが開発したプログラミング言語です。ビジュアルプログラミング言語の一種で、名前の通り、視覚的にプログラミングを学ぶことが出来ます。色々な色のついた言葉のブロックを組み合わせることによって、画面上のキャラクターを動かします。

言語は日本語対応なので子供もストレスなく取り組むことが出来ます。この「スクラッチ」を学べば、簡単なゲームの作成も可能です。かたや「ビスケット」は、言葉を必要とせず、自分で描いた絵を動かしながらプログラミングを学びます。その為、学ぶ、というよりも、遊ぶ、という言葉の方が当てはまります。

殆どの子供向けプログラミングスクールでは、ワークショップなど一日体験コースを設けているので、お子さんが興味を持っている様でしたら気軽に試してみるのも良いかもしれません。

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