ボーディングスクールは近世イギリスから始まった

ボーディングスクールのボーディングとは、「寄宿」という意味で、ボーディングスクールは寄宿学校のことをさします。11歳くらいから18歳くらいまでの少年少女たちが、親元を離れて寄宿生活を行う学校で、自立した礼儀正しい、他人とうまくコミュニケーションのとれる人物となれるよう、生活面でも指導がなされます。ボーディングスクールの歴史は、近世のイギリスで盛んにつくられたパブリックスクールから始まります。1382年創立のウィンチェスターカレッジに始まり、ヘンリー6世によるイートンカレッジ、ラグビーの発祥地とされるラグビーカレッジ、エリザベス1世の命によるハーローカレッジ等、様々なパブリックスクールが創設されましたが、もともとはイートンカレッジのように、貧しい家の優秀な男の子たちのためのものでした。

中世のイギリスでは、貴族の子女は屋敷内で教育され、学校と言えば僧侶か職人のものでしたが、近世へと時代が下るにつれてジェントルマンという富裕層が現れ、身分にとらわれないパブリックスクールは富裕層の子女の教育の場となっていきます。1860年代になると、王立の委員会によりパブリックスクールの調査がすすめられ、1868年にはパブリックスクール法が制定されました。今ではアイルランド、スコットランドを含めるとイギリスでは200ほどのパブリックスクールがありますが、古くからの名門としては「ザ・ナイン」と称されるカレッジが有名で、卒業者には首相や政治家、作家や詩人、音楽家や俳優、学者等々、優れた人物が数多く輩出されています。大阪のダイビングスクールのことならこちら

Filed under: ダイビングスクール, 大阪, 趣味/娯楽Tagged with:

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Comment *
Name *
Email *
Website